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舞台『あゝ、荒野』2011/11/5 ソワレ 感想レポ その2

やっほい皆様。まっきぃでございます。


『あゝ、荒野』ですが、個人的感想を書こうとしたら私目線によるなんちゃって小説風のレポになりました。ちょっと恥ずかしい。
なんでこうなったんだろう・・・(笑)

そして、『後編』にするハズが案の定終わらない(笑)

まぁ・・・思いつくままに書き進めます。
お楽しみいただければ幸いです。

~ご注意ください~
以下、ネタバレします。お嫌な方はスルーしてください。
▼続き


熱い。体は寒気がするほど鳥肌が立っているのに。
オペラグラスを持つ手が震えて視線がうまく定まらない。

嗚呼、神様。

たぶんいま今年一番の拍手を送っているのですが届きますか。

松本君に、共演者に、スタッフ一同に、届いていますか。


鳴り止まないアンコール。カーテンコールは4回。
主舞台の上にいるのは松本潤ではなく、最後の最後まで鋭い目つきをした新宿新次。役がよほど体に染みついているのか、なかなか笑顔にならない。目をギラギラさせながらどこか辺りを窺うようにしつつ、客席に向かって丁寧に頭を下げる。長い間、深く腰を折って。


あくまでも憶測だが、おそらくこの日の松本君は発声、演技、立ち振る舞いすべてがパーフェクト。
客席のマナーも良く、役者も客も、皆が演技に集中出来た環境だったと思う。
それぐらい私には完璧に感じた。感無量だった。

鳴り響く拍手の中でライトを全身に浴びて、自らが発光するように輝いている松本君。やり遂げたその姿には自信と、まだエネルギーが有り余っているように熱気が漲っている。

拍手、拍手、拍手・・・


声に出す勇気はないが、何度も心の中で「ブラボー!」と叫んだ。
夢醒めやらぬままに、幕が閉じる。

ありがとう、ありがとう。







私は舞台と言えば過去に3度観た事がある。いずれもジャニーズに限ったもので、相葉ちゃんと二宮君。蜷川幸雄氏が演出する舞台は初観劇だ。

今回は一般電話抽選ではチケットが手に入らなかったから、生の演技が観られないならと少し高いが奮発して原作小説のハードカバーを買っていた。原作者・寺山修司氏の滑らかながら衝撃的な人の生き様が目に浮かぶような文章と、森山大道氏のエッジのきいた写真が気に入って。

それを読み進めていたものの、追えたのは第4章まで。そんな折アラシックさんからお声をかけていただき、幸いにも観劇出来る事になった。それが観劇の3日前。彩の国さいたま芸術劇場に行くのも初。


公演開始は18時、最寄り駅から徒歩で10分程度。いつもの嵐コン参戦の感覚で言うと遅すぎるくらいなのだが、わりとゆっくりめに現地に到着したのが17時頃。

劇場は音楽ホール・小ホールなど複数の公演場が集まっている施設で、なかなかに大きい。陽が暮れて薄暗い中、ライトアップされた館内が外からもガラス窓越しにピカピカと光って見える。

予定時刻を過ぎているのにまだ開場は始まっておらず、大ホールの前には長い列が出来ていた。と言っても集客人数が700名ぐらいだから、これまた国立競技場の感覚を思い出すと微々たるものではある。
「少なっ!」と思ってしまったのはたぶん、病気だ。


観劇を誘ってくださった方と一緒に並んで待っていると、ほどなくして列が進み始めた。大ホールの入り口前には『あゝ、荒野』のフライヤーにもなっていたポスターが飾られている。それを尻目に入場し、混雑するホール内でパンフレットを購入(すぐ買えた)。
埼玉での千秋楽が近かった事もあり花輪こそ既になかったが、壁に貼られている『花を贈呈した方々』のお名前やらも目にしつつ、お手洗いをすませ席に着く。ここで17時40分。

私の席は主舞台の向かって右側、つまり上手(かみて)にあたるところだった。S席1階、RA列X番。比較的前の方の席で、ステージの右側が少し見切れそうな程だ。
一見してありえないくらいの近さに興奮して震えてくる。劇場内の狭さがグローブ座を思い出させる。客席の入りはまだ半々といった具合で、ざわついている。

主舞台は客席にせり出した横に長い6角形で、深い奥行きがある(18.18m)。スモークが焚かれ、まるで花火の後始末をしている時のように硝煙くさい。ハッキリ言って、かなりケムイ。しかも、かなり空気が乾燥している。そんな状況なのに、ステージ上にわらわらと役者達が散らばって個々にウォーミングアップをしていた。もちろん「なんて事ない」、平気な顔で。

私はこの時点でかなりびっくりした。演劇を始める前に役者達を目にするとは思わなかったからだ。これまでに私が観た舞台では、開始直前まで段幕が下ろされ、厳粛な雰囲気がそこらじゅうに漂っていて、客席も緊張感バリバリの中、開幕5ふん前には客席の私語もぴたりと止んで、まもなく舞台開始のブザーが鳴る・・・というような感じだったから。

正解は知る由もないが、もしかして、控え室が足りないのか・・・?なんて呑気な事を思いつつ、私はすぐその様子に釘付けになった。


役者達(想定出来る事だが、松本君や小出君はいない)はストレッチをしたり、手鏡を片手に自らのアイホールをぐりぐりと派手な色に塗りたくったり、ジョギングをする時に着るトレーニングスーツのようなものに着替えたりしていた。かなり自由だ。確認したワケではないがおそらく10人程、もしくはそれ以上いたと思う。

声をかけ合ったり、じゃれ合ったりしている人もいる。飄々とした中にも陽気な様子があってウケる。プロって感じだ。

主舞台の正面には大きく分けて客席が3列ある。通路は間に2本。その通路からひょこひょこと歩いてやってきてそのままステージへと繋がる数段の階段をのぼり、スルッと役者達の群れに溶け込んでく人もいた。これにも驚いた。当然その人らも役者なのだが、まさか正面切ってステージに上がるとは。

これも演出のひとつなのだろうか。ナンと言うか、私は舞台はかなり構えるものだと思っていたから、このフランクさにかなり度肝を抜かれた。まるで、客(一般人)との隔たりがないみたいだ。いや、実際そうなんだろう。主役だろうが脇役だろうが、業界の人達は雲の上の人なのに・・・という思いを裏切るように、ひょっこりと普通に現れて、舞台に馴染んでいく。

不思議だった。この時からもう蜷川ワールドに巻き込まれていたのに違いない。


ふと気がつけばステージ上に蜷川氏と思われる男性が現れていて、彼が挨拶をすると役者達が一斉に「おはようございます」と返した。「え、監督?」と思ったものの、本人かどうかいまひとつ確認出来ず、ひたすらオペラグラスをのぞく私。

唖然としていると時計の長針が18時直前、開始1分前を指していた。突如、大音量の音楽が鳴り響く。「え、まだ18時ちょうどじゃないよ?!」と内心思っている私なんかはソッチノケで役者達は一斉に立ち上がり、客席側に体を向け、音楽に合わせて揃ってダンスし始めた。例の蜷川氏もだ。

「監督がダンスしてる!」と一瞬思ったがそんなワケはないからそっくりさんか・・・それにしても似ているなぁと思いつつ(正解を私は知らない)、息の合ったダンスに目を見張る。始めはストレッチを兼ねたウォーミングアップのようだったのが、エアロビクスのようになり、モダンなダンスのように変化していく。男女が組んで社交ダンスのように踊り出すシーンもあった。

これはいったいナンなのだろう・・・
ステージ上には現時点では天地左右すべて真っ黒で飾りや装置は何もない。エネルギーに溢れた人達が動いているだけ。そのせいか余計「次どうなるのか、何を見せてくれるのか」という思いでワクワクする。


役者達は5分間ほど踊ったあと、颯爽と下手(しもて)にハケて行く。
ノッケから圧倒される・・・

すると客席後方から下手側の通路をたどって、のそり、のそりとした足取りで主舞台に向かってくる人物が目についた。小出君だ。


【舞台『あゝ、荒野』2011/11/5 ソワレ 感想レポ その3】へ続く

Comment

かめ | URL | 2011.11.15 21:31 | Edit
まっきいさん、すごいです。
文章が…
なにげに読んだのに臨場感がハンパない!
続き楽しみですv-10
(今頃雪降ってるんでしょうか?風邪など召しませんように)

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